院内ネットワークにありがちな潜在的トラブル要因
どんな事業者も際限のないサポートをすることはできません。責任範囲やサポート範囲は明確に区切る必要がありますが、各事業者のサポート範囲の境界部分に、意図せずどの事業者もサポートをしないサポートの隙間が発生してしまうことがあります。
その隙間が原因で起きるサポートの分断はしばしば「サポートのたらい回し」の原因となり、ちゃんとサポート契約をしているのにトラブル時に誰にも助けてもらえないという悲劇につながります。
LAN配線は誰がサポート?
多くの場合LAN配線は建築業者や内装業者の下請けの弱電設備業者が行い、その配線を利用して電子カルテや各種医療機器のシステムを導入します。LAN配線は電子カルテや医療機器メーカーが敷設したものではありませんので、当然電子カルテや医療機器メーカーのサポート対象外となります。LAN配線に問題が起きた場合など、各事業者のサポート範囲外にトラブル原因があると、クリニックが原因の特定をしなければならなくなってしまいます。
私たちがサポートの隙間を埋めるために行っている3つのこと
サポートの隙間を埋めるためには「配線工事、ネットワーク全体の設計、管理の3つを一括で提供すること」が必要であると私たちは考えています。まず配線工事を行うことで、院内全体の正確なLAN配線資料を作成することができます。正確な配線資料を残すことは、迅速かつ的確なサポートをするうえで欠かすことができません。
次に、院内ネットワーク全体の設計をすることで、電子カルテや医療機器のネットワークを含む院内ネットワーク全体を隅々まで理解することができ、トラブル時に原因の特定がしやすくなります。素早く特定ができれば適切な人にサポートをスムーズに依頼することができるようになり、サポートのたらい回しもなくなります。
また、日々のネットワーク管理は、院内ネットワークを良好な状態に維持するのに役立ちます。主要なネットワーク機器の稼働状況を監視しているので、クリニックから連絡をいただかなくても急激な負荷の高まりや通信切断などのネットワーク異常に気付き、前もって対処することができます。
私たちの考える安心=「分断されたサポートのすき間を埋めること」
事前にサポートの隙間を発見してサポートの分断を防ぐことは非常に困難です。Clinic-Netはクリニックが困ったときの最初の受け皿となり、サポートの隙間を埋めて切れ目のないサポートを実現し、安心して使える院内ネットワークを提供いたします。